こんにちは！茨城県日立市の事務所を中心に、県内各地および全国を対象とし、板金絞り・プレス絞り加工を行う株式会社川崎精工です。
金属加工に使う機械はさまざまな種類があり、機械によって加工方法も多様にあり、注文に応じて適切に使い分けます。
切削加工で使うNCフライス盤は、作業者の技術による差がなく、安定した加工品質を実現できる加工法です。
今回はNCフライス盤の機械と加工種類をご紹介します。
NCフライス盤とは
NCフライス盤は金属加工の現場で使われるNC工作機械の1つで、切削加工を行うときに用いられます。
フライスは刃物を、NCは工作機械で使う制御装置を指し、加工プログラムに基づいて同じものを高い精度で加工できます。
NCフライス盤は、刃物をはじめ機械の軸やテーブルの向きなど、構造・機能・用途によってさまざまな種類があるのです。
加工は工具を交換することにより、側面や溝など複雑な形に金属を加工できます。
フライス加工
フライス加工は、固定した工作物に高速で回転する刃物を当てて削る加工方法です。
加工は使う工具によって、平面加工・側面加工・段差加工・溝加工・3次元加工の5種類に大きく分けられます。
主に用いる工具は、正面フライス・エンドミル・溝フライス・平フライスの4つです。
正面フライスは複数の刃を回転させ工作物の表面を削り取る工具であり、精度が高く効率的に加工できる最もメジャーな工具です。
エンドミルは外周刃と底刃により工作物を削り、溝をつくる溝フライス、平フライスは効率よく工作物を削ります。
穴あけ・リーマ・タップ・中ぐり加工
穴あけ加工の種類は、精度や目的によって穴あけ加工・座ぐり加工・リーマ加工・タップ加工などがあります。
加工はドリルやリーマといった工具を使って、ボルト・軸受・位置決め用の穴など、用途に合わせてあけます。
中ぐり加工はドリルであけた下穴をさらにくり抜いて広げるものであり、車の高い燃費性能の発揮に欠かせない精密な加工です。
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