投稿日:2022年12月6日

さまざまな場所で活躍!コンターマシンの高い作業性とは

こんにちは!茨城県日立市の事務所を拠点に、県内・全国を対象とし精密金型の設計・製作・組立てなどを行う株式会社川崎精工です。
金型製造などの金属加工は、はじめの材料取りの工程にも、ムダのない作業が求められます。
作業性を高められるコンターマシンは、多種多様な工作機械においてさまざまなシーンで活躍しているのです。
今回はコンターマシンの高い作業性についてご紹介します。

コンターマシンとは

機械
コンターマシンは縦型の帯鋸盤の一種であり、鈑金や鋼材を切断する工作機械です。
帯鋸とは環状に溶接した帯状のノコギリを指し、回転することで鈑金などの材料をスピーディに切断できます。
鈑金や鋼材などの材料は事前に寸法や穴の形状などの位置を記し、線に沿って加工物をノコギリに押し付けながら切り進みます。
機械は原始的かつシンプルなタイプですが、直線だけでなく曲線にするなど、任意の形状にも切断可能です。

コンターマシンの種類と特徴

コンターマシンは大型の据付タイプ以外に小型もあり、現場に持ち込めることから、さまざまなシーンで活躍しています。
種類は卓上の横型・縦型タイプ、据付タイプ、ポータブルタイプの4種です。
金属材料の切断には据付タイプを使用することが多く、横型・縦型の2種類があります。
機械は切断する素材・厚み・形状の方法・自動切断の有無などを考慮して、使い分ける必要があります。

コンターマシンの使用例

コンターマシンは、鈑金・金型・鉄工所など金属の切断など、日常的に扱う現場には必ず設置しています。
例えば、フライス盤で仕上げる前の荒加工、鈑金の切断、鋼材を溶接するために切断する際に使います。
荒加工は製品の安定性と高い精度の仕上がり、刃物の寿命を延ばすために必要な工程です。
仕上げ作業の手間も格段に小さくなり、作業性を高められます。
また、数値制御で動作するコンターマシンは、材料を指定の長さ・個数に自動切断するため、効率的に作業を行えます。

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