こんにちは！茨城県日立市に拠点を構え、板金絞り・プレス絞り加工など各種金型製造を承る株式会社川崎精工です。
金属にはさまざまな種類があるため、製品の精度を高めるには金属の特性を考慮して切断しなければなりません。
切断は熱を利用した切断方法を主流としますが、他にもさまざまな切断方法があるのです。
今回は素材の形状や材質に合った切断方法をご紹介いたします。
バンドソー切断
バンドソー切断は、直線状に動く帯状の金属切断用ノコ刃に、金属などの工作物を当てて切断する方法です。
工作物は、丸棒・平鋼・形鋼など、あらゆる形状の材料を切断できます。
バンドソーは、薄い工作物の切断は縦型、厚みのある工作物は横型というように、機械を使い分けることで幅広く対応できます。
加工は刃の振れが少ないため、きれいに切断でき、斜め切りなどの特殊なものからL字・凸型のような段付き加工も可能です。
シャーリング切断
シャーリング切断は、プレス機やハサミで紙を切るのと同じ原理で、素材を切断する機械です。
機械には強固な上刃と下刃が付いており、鉄やアルミ、ステンレスなどの金属や、紙、樹脂などを一瞬で切断できます。
大きな材料を加工しやすく切り離すときや、定尺材から必要なサイズに切り板を切断するときに使用されます。
シャーリングは、上刃を動かす動力が機械的な機械式、油圧ポンプの力によって動かす油圧式の機械が主流です。
ワイヤーカット
ワイヤーカットは、真鍮のワイヤーに電流を流すことで発生する熱を利用し、工作物を溶かしながら切断する技術です。
金型や精密治具、歯車など、硬くて精密な切断加工をしたい場合によく使われます。
基本的に導電性のあるものなら、どんな金属でも加工でき、薄いアルミ板から50ミリ厚の超硬素材まで幅広い加工が可能です。
ワイヤーカットは加工精度も高く、複雑な形状にも対応できるため、精密部品の加工に重宝されます。
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弊社は創業以来、多様な金型製造に携わり、あらゆる材質・加工に対応できる体制を整備しています。
金型製造に必要な設備を揃え、経験により培った知識と加工技術により高品質な製品をご提供してきました。
同業者の中でも導入の少ないプレス絞り加工を得意としており、精密絞り加工・3D絞り加工・板金絞り加工なども行っています。
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