投稿日:2022年12月27日

製品の形状・生産量を維持するプレス加工用金型3種

こんにちは!茨城県日立市に拠点を構え、板金絞り・プレス絞り加工など各種金型製造を行っております株式会社川崎精工です。
プレス加工の金型は、生産量や製品の種類など、用途に合わせて多くの種類があります。
金型を選択するときは、全体の生産量とコストを比較することが大切であり、高い精度を満たすか否かも確認しなければなりません。
今回は製品の形状・生産量を維持するプレス加工用金型をご紹介いたします。

順送型

こちら!
順送型は順送り金型と呼ぶ専用の型を使って行うプレス加工であり、順送プレス・プログレ・PRGとも呼ばれます。
1つの金型にせん断・絞り・曲げなどの工程を備えており、大量生産に優れた効果を発揮します。
内部に材料が送られると、複数の工程を一度に行うため、スピーディかつ高効率な加工が可能です。
また、加工中は速度のコントロールや一時停止もできるため、精度が必要な製品に最適です。

単発型

単発型とは1つの金型に1機能のみある金型で、工程ごとに単発でプレス加工を行う加工法です。
もとは、人が手でプレス機を動かして作業することを前提にしているため、自動化はされていません。
小ロット生産に向いており、コストは他の方法と比べて、もっとも低くなるでしょう。
一般的に、単発は1ストロークで1つの加工を行うものであり、1ストロークで2種以上の加工を行うのを複合型と呼びます。
しかし、単発型では、単能型と複合型の区別せずに呼称することもあります。

トランスファー型

トランスファー型は単発型を工程順に並べ、プレス製品を順に搬送することで自動加工を実現したものです。
基本は単発型と同じでありTRFとも呼ばれます。
金型間の移動は自動で運ぶ搬送機構が備わっているため、人の手を介せずに自動で次の工程に流れて製品をつくれます。
順送型に比べて加工速度は劣りますが、大型の工作物にも対応でき、大量生産に向いた加工方法です。

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お問い合わせ
生産量を維持できる金型製造の業者をご検討中なら、川崎精工へご連絡ください。
弊社は創業以来、金型製造に携わる業者として、各種設備を揃え一定品質・安定した加工実績を積み重ねています。
精密プレス絞り加工をはじめ、板金絞り・3D絞り加工など、多ようなプレス絞り加工に対応してきました。
納期厳守は当然のこと業務には責任を持ち、お客様のニーズに沿った品質を追求し、高品質な製品をご提供しています。
新規のご依頼・ご相談は弊社お問い合わせフォーム・お電話へご連絡ください。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

株式会社川崎精工|茨城県日立市|プレス金型製造・プレス絞り加工
株式会社川崎精工
〒319-1231 茨城県日立市留町前川1187-2
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