投稿日:2023年11月15日

深絞り加工の工程を行う際に決めておくこと

こんにちは!株式会社川崎精工です。
弊社は茨城県日立市を拠点に、精密金型設計・製作・組み立て、板金絞り・プレス絞り加工を手掛ける業者として活動してまいりました。
高品質な深絞り加工を行うには、さまざまなことを決めなくてはいけません。
今回は、深絞り加工の工程を行う際に決めておくことについてお話ししたいと思います。

選定しなくてはいけないことは多数ある

悩む女性
深絞り加工とは、板金をプレス機で金型に押し込んで成形する加工法の一つです。
この加工法では、製品の品質やコスト、納期などに影響する多くの要素を事前に選定しなくてはいけません。
以下では、深絞り加工の工程を行う際に決めておくべきことをいくつか紹介します。

ブランクの形状と寸法を決定する

ブランクとは、深絞り加工に使用する板金のことです。
ブランクの形状と寸法は、製品の形状や寸法、絞り工数などに応じて決める必要があります。
ブランクの形状は、円形などが一般的ですが、製品の形状に近いものを選ぶことで、材料のロスや後加工の手間を減らせます。
ブランクの寸法は、製品の寸法や絞り率などから計算しましょう。

絞り工数を決定する

絞り工数とは、製品を完成させるために必要な絞り回数のことです。
絞り工数は、製品の形状や寸法、深さなどに応じて決める必要があります。

金型を設計する

金型とは、板金を成形するために使用する金型のことです。
金型は、主に上型(パンチ)と下型(ダイ)から構成されます。
また、上型と下型の間にはクリアランス(隙間)があります。
クリアランスは、板金の厚さや強度などに応じて調整しましょう。

プレス機械を決める

プレス機械とは、板金を金型に押し込むために使用する機械のことです。
プレス機械は、圧力や速度などに応じて選ぶ必要があります。

絞り材料を決める

絞り材料とは、深絞り加工に使用する板金の材質のことです。
絞り材料は、製品の用途や仕様に合わせて選ぶ必要があります。
絞り材料の特性は、強度や延性、硬度などによって異なります。
目的に合わせて適切な材料を選択することで、金型の負荷も減り、コスト削減にもつながるでしょう。

潤滑油を決定する

潤滑油とは、板金と金型の間に塗布する液体のことです。
潤滑油は、摩擦力を低減して板金の変形を助ける役割をします。
潤滑油は、製品の品質やコストなどに影響するため、適切な種類や量を選ぶ必要があります。

深絞り加工はぜひ弊社にご相談ください!

胸に手をあてるビジネスマン
株式会社川崎精工は、50年以上の実績を持つ業者として活動してまいりました。
深絞り加工を得意とし、精密プレス絞り加工や3D絞り加工などといった高度な加工法も手掛けております。
製品・部品の生産を支えるプロフェッショナルとして、いかなるご依頼においても納期厳守で高品質な金型をご提供します。
深絞り加工業者をお探しの方は、ぜひ弊社へお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

株式会社川崎精工|茨城県日立市|プレス金型製造・プレス絞り加工
株式会社川崎精工
〒319-1231 茨城県日立市留町前川1187-2
TEL:0294-53-5803 FAX:0294-53-8198


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