こんにちは!株式会社川崎精工です。
弊社は茨城県日立市に拠点を構え、精密金型設計・製作・組み立て、板金絞り・プレス絞り加工などを承る業者として活動してまいりました。
深絞り加工などを行う際は、プレス加工油を使用します。
今回は、弊社が得意とする深絞り加工において、重要な役割を果たす深絞り加工油について、その選定方法や注意点などをご紹介したいと思います。
深絞り加工油って?
深絞り加工油とは、深絞り加工の際に被加工材と金型の間に注入する液体のことです。
深絞り加工油は、摩擦や熱を低減して油膜切れを防ぎ、ひび割れや破断、成形不良を防ぎます。
深絞り加工に使用するプレス加工油には、油性や水溶性などさまざまな種類があり、用途ごとに適切なものを選ぶことが大切です。
例えば、一般的には水溶性よりも油性のほうが、加工性が優れています。
一方の水溶性は、水で希釈して使用できるため、脱脂や洗浄が楽にできることから、コスト面で優れています。
環境に配慮したものを選ぶ
深絞り加工油を選ぶ際には、環境に配慮したものを選ぶことも大切です。
環境に配慮したものとは、人体や自然環境に有害な成分を含まないか、少なくとも減らしているものです。
例えば、深絞り加工油には、塩素が含まれるものがよく使用されていました。
塩素が含まれる加工油には潤滑力があり、きびしい加工にも対応できるため、昔からよく使用されていたのです。
しかし、使用後の廃油処理をきちんと行わないとダイオキシンが発生してしまうことがあり、近年では使用されなくなってきました。
また、加工油が付着した製品は洗浄する必要があるのですが、加工油に塩素が含まれるとその処理にも費用が掛かってしまいます。
このことから、最近では塩素フリータイプの加工油が使用されています。
深絞り加工業者として活動しております!
株式会社川崎精工では、50年以上の実績と技術力を持ち、精密プレス絞り加工や3D絞り加工などの高度な深絞り加工を手掛けてまいりました。
お客様のニーズに応じた製品をご提供いたします。
また、弊社は茨城県日立市に拠点を構えておりますが、茨城県内だけでなくその他地域でもご対応可能です。
どんなご依頼でも納期厳守で高品質な金型をお届けいたしますので、ご相談やご依頼がございましたら、ぜひ弊社へお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。