投稿日:2022年12月21日

金型に寿命はあるの?長く良い状態を維持する方法

こんにちは!茨城県日立市に拠点を構え、県内・全国を対象地域とし、板金絞り・プレス絞り加工を行う株式会社川崎精工です。
金型の種類は多種多様にあり、さまざまなシーンで活躍する反面、必ずトラブルにつながる劣化がはじまります。
劣化は素材と性質の違いや使用環境によって個々に異なるため、日頃のメンテナンスが重要になってくるのです。
今回は金型の寿命を中心に長く良い状態を維持する方法をご紹介します。

金型の寿命を縮める原因

考える女性
金型は素材や型のショット数、機械による圧や熱など、寿命を縮める原因はそれぞれ異なります。
ショット数とは金型で製品をつくる回数であり、耐久年数の目安にもなるのです。
耐用ショット数は、100ショット程度から100万回程度可能な量産型の金型もあります。
また、金型はプレス加工の回数を重ねるごとに少しずつ歪みが生じます。
そのため、新品時と同様の製品をつくることや、生産数の維持が難しくなるのです。

日頃のメンテナンス

金型の寿命を延ばすには、適切な運転と日頃のメンテナンスが大切です。
製品成形後の金型には、材料から発生する汚れやガスが付着しています。
そのまま放置すると汚れが硬化して落ちにくくなり、サビや腐食につながるのです。
成形加工後は、金型に洗浄剤をつけて汚れを拭き取りサビ止め材をかけ、きれいな状態に保つことが肝心です。
また、長期間使用している場合は、自社メンテナンスだけなく業者による分解洗浄や修理などを行いましょう。

高品質な金型の導入と異常の検知

金型は長期的な量産を行う場合、精度が高く高品質な金型を導入することで劣化リスクを抑えられます。
また、ショット数が多い金型には鋼材を使うことが多く、目的に合わせて耐摩耗性がある素材や、割れに強く靭性の高い素材を選択します。
金型の寿命はショット数や適切な素材の選択、日頃のメンテナンスにより延ばせますが、永遠に使い続けることはできません。
そのため、金型の細微な異常を検知する装置の導入も視野に入れると良いでしょう。

川崎精工へご相談ください!

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高品質な金型製作のご要望は、実績豊富な川崎精工にお任せください。
弊社は精密金型の設計・製作・組み立てを主力業務に、高品質な製品をご提供してきました。
多種多様な業務を通して金属に関する知識をはじめ、プレス絞り加工、板金絞りなど加工技術を高め次世代へ継承している業者です。
また、お客様の困りごとやご要望に寄り添い、最適かつ柔軟な対応と提案をしています。
金型製作業者をお探しなら、弊社お問い合わせフォームまたはお電話へご連絡ください。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

株式会社川崎精工|茨城県日立市|プレス金型製造・プレス絞り加工
株式会社川崎精工
〒319-1231 茨城県日立市留町前川1187-2
TEL:0294-53-5803 FAX:0294-53-8198


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