こんにちは!
板金絞り・プレス絞り加工を含む、精密金型設計・製作・組み立てなどを手掛ける業者として活動しております、株式会社川崎精工です。
弊社は拠点を構える茨城県日立市を中心に、茨城県内やその他地域でのご依頼に対応してまいりました。
今回は、板金絞りなどの絞り加工を行う際に重要な指標となる、絞り率という用語についてご紹介します。
板金絞りの品質やコストを把握するために、絞り率の意味を知っておきましょう。
絞り加工では一度に絞れる限界がある
板金絞りを含む絞り加工とは、板金を円筒状や円錐状などの形状に加工する方法です。
絞り加工ではプレス機などを使用し、板金に圧力を加えることで製品を加工します。
絞り加工には、深絞り加工と呼ばれる、製品の直径よりも深さが大きい加工方法があります。
この深絞り加工を行うためには、絞り加工を行う際により深く加工を行う必要があるのですが、一回で絞り加工ができる深さに限界があるため、一度で深絞り加工を行うことはできません。
また、絞り加工を複数回行うと、加工が進むにつれて金属は加工硬化してしまい、絞りにくくなってしまいます。
そのため、事前に何回絞れるのか決め、一回の絞り加工でどこまで絞るか決める必要があるのです。
絞り率で絞れる量を決める
では、一回でどれだけ絞れるかをどうやって決めるのでしょうか?
ここで登場するのが「絞り率」です。
絞り率とは、絞り後の径をブランクの直径で割ったものです。
また、板金を破断させずに絞り加工が行える最小の絞り率を「限界絞り率」といいます。
この限界絞り率は使用する金属素材によって違います。
そのため、絞り加工を行うには、金属素材の違いや絞り率など絞り加工に関する知識が必須となるのです。
板金絞りを含む金型製造は弊社にお任せください
株式会社川崎精工は、プレス絞り加工を得意としています。
精密プレス絞り加工や3D絞り加工などといった加工法も行っており、いかなるご依頼においても納期厳守で高品質な金型のご提供が可能です。
また、茨城県内だけでなく、その他地域でも対応しております。
板金絞り加工業者や深絞り加工業者など、技術力を持っている金型製造業者をお探しの際は、ぜひ弊社へお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。