こんにちは！弊社は茨城県日立市に事務所を構え、県内各地で精密金型の設計、製作から組み立てを手がけております、株式会社川崎精工です。
弊社が製作した金型は、さまざまな用途の製品・部品を生産するために各地の工場で活用され、他社でも導入されていないプレス絞り加工も行っております。
このコラムでは、プレス絞り加工と板金絞り加工についてご紹介させて頂きます。
プレス絞り加工
プレスによる絞り加工とは、上下の金型で挟んで圧力を加えて引き伸ばすことで容器状の金属製品を製作することができる加工を指します。
プレス絞りのメリットは一度プレス工程に入れば加工速度が速いため、単純形状であれば1個あたり数秒で完成し、長時間稼働しているため単一製品の量産に最適です。
しかし、プレス機とパンチとダイという金型2つを用意するための初期費用がかかり、金型の設計から含めると最低でも10日から1ヵ月以上の製作期間を要します。
さらに、加圧調整が適切に行われていなければ、しわやくびれ、割れなどが発生し不良品が多くなり、コストも余計にかかります。
この点がプレス絞り加工にプロの技が必要といわれる理由です。
金属加工方法は多種多様であるため、製品や部品ごとに適した形状を製作したい場合は継ぎ目なく製作できる専門業者への依頼を検討しましょう。
板金絞り加工
板金絞り加工とは、金型を用いることなく複雑な形状に対応できる絞り加工であり、NC制御された工具を3DCADに沿って動かしていくため、絞らない部分には歪みやしわができないインクリメンタル成形による絞り加工を指します。
インクリメンタル成形とは、ヘラ絞りと呼ばれる加工に近く、工具をNC制御可能なため3Dプリンターのような精密板金絞りが可能です。
金型を使用しないので比較的安価なことが特徴で、複雑な形状の絞り加工に対応ができるため試作などのサンプル加工に向いています。
川崎精工へご相談ください！
川崎精工では、板金絞り加工やプレス絞り加工を希望する全国各地の業者様のお問い合わせを承っております。
家電部品、自動車機器部品やモーター類など暮らしに寄り添う製品や部品の生産を支えるプロフェッショナルとして、設計から組み立てまで責任を持って承ります。
高品質・納品厳守を前提としつつ、ご期待に誠心誠意尽くしてまいりますので、ご用命の際は、ぜひお気軽にご連絡ください！
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。
