投稿日:2022年12月12日

金属板の切断加工とせん断加工の違いとは?

こんにちは!茨城県日立市の事務所を中心に、全国の精密金型の設計・製作、プレス絞り加工などを手掛ける株式会社川崎精工です。
金属の製品製造に必要な切断加工の切断には、たち切る・切り離すという意味があります。
せん断加工は多様な加工法を用いており、切断加工の一種ですが異なる部分もあるのです。
精密な金属加工では、素材の特性や形状などを考慮した切断方法が重要となります。
今回は金属板の切断加工とせん断加工の違いをご紹介します。

切断加工とは

ハテナ
切断加工とは工作物を切り離すことであり、刃物で少しずつ削り取る方法のほか、ガス・電気・水などを使った切断方法があります。
ガス切断は、アセチレンガスを燃焼させた熱により材料を溶融・切断する方法です。
プラズマ切断は、工作物と電極間にアークを発生させ材料を溶かして切断する方法で、大きな熱エネルギーを持っています。
他にも水などを噴射した勢いを使う方法や、レーザー光の熱を使って切断する方法があります。

せん断加工とは

せん断加工とは、金属板を金型で切断する加工であり、用途に合わせてさまざまな加工を使い分けます。
金型は上型と下型に分けられ、ハサミのように上下に動く力を利用し、材料を切断しているのです。
せん断加工は、シャーリング・打ち抜き加工・切り抜き加工・縁取り加工・分割加工があります。
例えば、金属板を必要サイズに切り取る、部分的に切り落とす、目的の形に打ち抜く場合などに使われます。

せん断加工で使う機械

せん断加工は、工程や目的ごとに使い分けるため、さまざまな機械があります。
プレス機械は素材を型で挟み圧力をかけて形をつくるものであり、使用する型によって多様かつ精度の高い加工ができます。
シャーリングマシンはプレス機械と似ており、上下の刃で材料を挟んで切断する機械です。
タレットパンチプレスはタレパンとも呼ばれ、汎用金型を使用し連続して打ち抜くことで、多種多様な形状に加工できます。

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