こんにちは。
金型設計、製作業者として58年もの歴史を持つ、株式会社川崎精工です。
弊社では他の業者での取り扱いが少ない、絞り加工やプレス絞り加工、板金絞り加工を得意としております。
今回は得意としている「板絞り加工」の特徴について説明していこうと思います。
金型業者をお探しの方はぜひ、参考にしてくださいませ。
金型の製作方法~板絞り加工~
製造現場で活躍している金型は、プレス機を用いて必要な形に変形させております。
プレス加工方法を変えることで、穴あきや浅型、深型などとさまざまな形を作り出すことが可能です。
では、板絞り加工とはどのような加工方法なのかを説明していきましょう。
板絞り加工は、板状の金属をパンチに押し込むことでカップ状や箱型に成型する加工方法です。
一枚の板で成型するためつなぎ目がなく、少ない加工工程で複雑な製品の製作が可能なのが特徴です。
板絞り加工で製作した金型は、自動車のボディやシンクなど多岐に渡る業界で使用されています。
板絞り加工の工程
1、ダイに板材をセット
ダイとは板材を支え、プレス加工を行わない場所になるところです。
板材をダイにセットしたら、しわ押さえと呼ばれる重しを乗せます。
このしわ押さえが、加工時に発生するしわが起きないようにする役割を持っています。
2、板材にパンチを押しあてる
板材にパンチと呼ばれる上型を押し当てます。
ダイに固定された板材が、上からパンチにプレスされることで、必要な形に成型されます。
3、何度か絞り加工を行う
成型する型が深い場合、絞り加工を繰り返す必要があります。
一度で成型できる深さが決まっているため、プレス加工を繰り返すことで必要な深さに成型していくのです。
板絞り加工でお客様の理想を実現
板絞り加工について、ご理解いただけましたか?
他にも弊社で取り扱っているプレス加工方法がございますので、ご興味がございましたらお気軽にご連絡くださいませ。
プレス加工による金型設計、製作についてはお問い合わせページよりご連絡くださいませ。
最後までご愛読いただき、誠にありがとうございました。