こんにちは！株式会社川崎精工です。
弊社は茨城県日立市に拠点を構え、金型製造業者として精密金型設計・製作・組み立てや、板金絞り・プレス絞り加工などの業務を手掛けております。
絞り加工の中には、特殊な絞り加工といわれる加工方法があるのをご存じでしょうか？
この記事では、特殊な絞り加工についてご紹介します。
温間絞り加工
絞り加工とは、板金を金型で挟み、圧力をかけて指定の形状へと成形する加工方法のことです。
その中でも温間絞り加工とは、熱を加えることでより加工性を高めた加工方法です。
温間絞り加工では、金型を加熱して板金に熱を伝えた状態で、プレス機によって金型に押し込んで形状を変えます。
温間絞り加工のメリットは、加熱することで金属が伸びやすくなるため、板金の変形が容易で、複雑な形状やより深さが必要な製品も製作できることです。
加熱する分金型にコストはかかってしまいますが、通常の深絞り加工よりも更に深い加工に対応でき、工程の削減などが可能となります。
しごき加工
しごき加工とは、成形したものをより深く、厚みを均一にするために行う加工方法です。
板金をプレス機で一度絞ったあと、クリアランスと呼ばれる金型の隙間を狭めて再度絞ります。
しごき加工のメリットは、一度の絞り加工では不可能な形状や精度を実現できることです。
しごき加工を行うことで、側壁などの板金の厚みが均一になり、強度や耐久性も向上します。
絞り加工の依頼を検討中の方はぜひ弊社へ！
今回は、特殊な絞り加工である、温間絞り加工やしごき加工についてご紹介いたしましたが、いかがでしたか。
弊社は、50年以上の実績と技術力を持つ精密金型設計・製作・組み立てや、板金絞り・プレス絞り加工のプロフェッショナルです。
精密プレス絞り加工や3D絞り加工などにも対応しており、お客様のニーズに応じて最適かつ高品質な製品を迅速にご提供します。
深絞り加工業者をお探しの際は、茨城県内だけでなく、その他地域でも幅広く対応しております弊社へ、どうぞお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
