投稿日:2023年5月15日

金型を用いて成型できる素材とは?

こんにちは。
地元茨城県で53年間、金型設計、製作、設置を行ってきた株式会社川﨑精工です。
弊社は絞り加工やプレス絞り加工、板金絞り加工などと呼ばれる加工方法で、お客様の求める金型を製作する業者です。
製造業や産業に欠かせない金型を作り、お客様の事業拡大に貢献して参りました。
今後も弊社の事業邁進と、お客様の利益に貢献できるよう精進いたします。
弊社は多くのお客様から金型設計をご依頼いただき、さまざまな業界で弊社の金型が活躍しております。
そこで今回は、弊社が製作した金型でどのような素材のものを成型できるのかを説明していこうと思います。

金型で成型できる素材とは


金型とは、あるものを決まった形に成型したい時に使用する型です。
金型を製造ラインに導入することで、一定のクオリティで大量生産できます。
では、金型を使用して成型できる素材を紹介していきましょう。

ゴム素材

ゴム素材で成型したい時に金型をよく利用します。
天然ゴムでも合成ゴムでも、ほとんどのゴム素材は金型で成型できます。
では、具体的な成型方法を紹介いたします。
1、トランスファー成型
金型へゴムを手で仕込むのが難しい場合に用いる形成方法です。
トランスファー成形に使用する金型は、形状が複雑なケースがほとんどです。
そのため高い技術力が必要となり、比較的コストが高めになります。
2、コンプレッション成型
ゴムを適温に温め柔らかい状態にし、金型の凹部分に設置して、上から金型の凸部分で加圧し成型する方法です。

プラスチック素材

近年ではプラスチックの製品も多く、金型を用いて部品製作に需要の高い素材です。
プラスチックを用いての成型方法は大きく2つ挙げられます。
1、射出成形
加熱でプラスチックを溶かし、軟質化した素材を金型に注入し成型する方法です。
2、真空成形
加熱で軟質化させたシート状のプラスチック材料を金型に合わせた形状に成形する方法です。
シート状のプラスチックであるため、プラスチックと型の間を真空状態にし金型に密着させるのが特徴です。
この成型方法でよくみられる製品として、卵のパックや食品トレーなどが挙げられます。

ガラス素材

ガラスも過熱することで液体のように軟質化することができます。
軟質化したガラスを金型に流し込むことで、ガラスを理想の形に成型することができるのです。

さまざまな分野で活躍する金型を川﨑精工で


いかがでしたか?
今回は金型を用いて成型する素材について紹介しました。
これらの素材の他にも、金型を用いて成型する素材があります。
現代にはさまざまな素材を用いた商品があるため、今後も素材に合った金型製作を行ってまいります。
金型を設計、製作業者を探しの企業様は、ぜひ弊社にご相談ください。
今までの経験を生かし、最善のご提案をさせていただきます。
最後までご愛読いただき、誠にありがとうございました。

株式会社川崎精工|茨城県日立市|プレス金型製造・プレス絞り加工
株式会社川崎精工
〒319-1231 茨城県日立市留町前川1187-2
TEL:0294-53-5803 FAX:0294-53-8198


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